2016年6月19日日曜日

12日目【チェンマイ〜ルアンパバーン】この旅初の国境越えは、陸路で!

「チェンマイ ルアンパバーン バス」
「チェンマイ ルアンパバーン 移動」
とネットで検索すると、

地獄、悪路、22時間、過酷 揺れが激しい、などマイナスととらえてしまう文字がずらりと並ぶ。


えぇぇぇー!そんなにキツイの?
移動大変なの?やっぱり飛行機にすべきだった?
とお得意の心配性がとまらない…。

数日前から、今回の移動に恐怖心をもちながらも、半分諦めモード。
24時間以内にラオスのルアンパバーンに着けば良しとするか。


朝9時にバス出発なので、8時頃にはバス停に到着。
「18時間で目的地のラオス、ルアンパバーンに着くよ。朝5時だよ。」と言われた。
あれ?計算合わないよ。でも、もう覚悟してるし多分遅れるし、明日の同じ時間にバスから降りられてたらいいかな。


バスに乗り込むと、予想以上に快適。
三列シートで、足も伸ばせるよ〜。

1,200バーツ(3,600円ちょっと)で国境を越えられるなんて、日本に住んでいたら何だかピンとこない。

世界一周旅行をしている人たちのブログを見てみると、
タイからラオスへの国境越えは、一度メコン川をフェリーで渡る、と書いている内容が多かった。
それを覚悟していたんだけど、どうやらリサーチ不足だったようで、今は友好橋ができていて、バスですんなりと通過できたのだ。


気持ちが楽になった〜!
タイの出国を済ませ、お次はラオス入国。
再びバスを降りて、入国審査の列にならぶ。



と、ここで何故かお金を支払うように言われる。
日曜だから有料ということなのか、それとも賄賂…?
よくわからなかったけど、一人10,000キープ(130円ちょっと)支払うしかない。
それ以外は何もチェックもなくすんなりと国境越え!
陸路でこのような形での国境越えは初めてなので、緊張したけどあっさりだった。


そして、これから私たち二人が心配していた悪路と言われるラオスの道へ。
酔い止めも飲んで準備はOK!
ゴトゴトゴト…
確かに揺れる、くねくね道。
だけど、眠い。気がついたら、普通に寝ていた。
そして、夜ごはん休憩の後、バスはさらに走る。
山道の中、確かに揺れているけど、次に目が覚めた時には「ルアンパバーン」という乗務員さんの声でだった。
あっと言う間に、着いたー。


でも真っ暗。時刻は午前3時30分。
まさかの、18時間30分でほぼ遅れなく到着した。
でも、こんな時間に到着しても真っ暗で何も分からない…。
チェンマイからもう少し出発時間を遅らせてもいいのでは、という疑問をもちつつ、寝ぼけながらバスターミナルで6時頃まで待つ。
そのうちトゥクトゥクがやってきて、宿泊予定のゲストハウスまで連れて行ってもらった。


朝のコーヒーが、移動で疲れた身体にしみますね〜
貴重なバスでの国境越え。覚悟していたよりは快適だった。
それとも私たちの神経が図太くなってきたのか。
ラオスのゆっくりとした朝、ルアンパバーンより。

By Meg