2016年6月22日水曜日

15日目【ルアンパバーン】クアンシーの滝へダイブ!最後に事件が…

ルアンパバーンの人気スポットといえば、
エメラルドグリーンに輝く「クアンシーの滝」。

街中を散歩していると、「ウォーターフォール?」「クアンシー?」と、
至るところでトゥクトゥクの運転手に呼び込まれる。

少しでも立ち止まって興味を示そうものなら、
ずっと後ろから値段交渉で付いてくる。
それぐらい人気。というか、それぐらいしか見る場所がないのか?

この日は、そのクアンシーの滝へ。

その前に、早朝5時に起きてルアンパバーン名物の「托鉢」を見学。

托鉢とは、僧侶が列を成しながら街中を歩き、
沿道にいる人たちから食べ物などを貰う仏教の行い。
深い意味は、いまいち分からない。

ルアンパバーンの托鉢がラオスでは、一番大きいみたい。

眠たい目をこすりながら、
托鉢が行われる一番のメイン通りである、シーサワンウォン通りへ。


車道は車が通れないよう封鎖され、
何箇所かで、僧侶に配るようのお供え物を道の真ん中で売っている。


5時半頃から僧侶の列が、数回に渡ってやってくる。

僧侶は、肩に鍋みたいな入れ物をぶら下げている。
沿道の人たちは、その中にお米やお菓子を入れていく。



こんな小さい僧侶まで。



現地の人も僧侶にお供えしていたけど、ほとんどが観光客。
こういうのが観光地化されていて、
本当の意味を成しているのだろうか?と、ふと思う。

ある程度見たら、一旦ゲストハウスに戻る。

クアンシーの滝の出発時間13:30までダラダラ。


ランチは、カフェでフランスパンのサンドイッチを食べる。
さすが、元フランス領。うまい!

そして、いよいよ時間になり、クアンシーの滝に出発。
ゲストハウスからお迎えのミニバンに乗り、
いくつかの地点で、他の観光客をピックアップしてから街を出る。

街を出てすぐ街並みが一変。
言葉は悪いかもしれないけど、廃れている。
綺麗な街並みは、宿泊施設の周辺一帯だけと実感した。

道路がだんだん怪しくなっていく。
凸凹くねくねの道を何台も車を追い抜きながら猛スピードで走る。
僕は、大丈夫だったけど、相方は車酔いでぐったり。
酔い止めを持っていった方が良かったかも。

40分ぐらい走り、ようやく到着。


入場料は20,000キープ。
入場ゲートをくぐって、右手になぜか熊の檻がある。


しばらく歩くとエメラルドグリーンが見えてきた!



めちゃくちゃキレイ!
泳いだり飛び込んだりしている。

早く飛び込みたいという衝動を抑え、一番奥の大きな滝へ。


これまた綺麗!

そして滝の横に道があるではないか?!
滝の頂上に人がいたので、おそらくこの道から行けるのだろう。
登ってみるしかない!
ということで、登る!

途中から全然舗装されていないスベスベの急な泥坂になっていく。

降りてくる人の中に日本人がいたので、
後どれくらいか尋ねると、まだ半分。
さらにこの先は、もっとスベスベになるらしい。
しかも、危険を犯してまで、わざわざ行って見る価値はないと。

まだ旅も始まったばかりの上、
ケガをしたら馬鹿みたいなのでやっぱり登るのは断念し引き返す。
下りの方が大変だった。。

下山し滝壺で遊ぶ。



天然のドクターフィッシュ!


滝壺へのダイブ、気持ち良かった!


しかし、後何回か飛び込もうとすると、事件が!!

僕の目の前で中国人が頭からダイブ。

水から浮き上がってくると周りが騒然としている。

頭から大量出血!
彼の周りの水は真っ赤!
滝壺から引き上げるけど、全然血が止まっていない。
頭を抑えていたタオルも真っ赤。
確かに飛び込みをした時に、足が少し地面に着いていた。
おそらく頭からダイブした時に、かなりの勢いで水底にぶつけたのだろう。

その後、どこかに治療しに行ったみたいだいけど、
大丈夫だったのか?!

もちろん、僕を含め誰もその後は飛び込まなかった。

そして、そのまま帰宅。
楽しかったけど、少し後味が悪かった。


夜は、またナイトマーケットへ。
夕飯は、屋台でもち米、メコンフィッシュ、なまず。

メコンフィッシュは固くて食べるとこがあまりなかった。
なまずの見た目は、グロテスクだけど、柔らかくて、意外と美味!



By Sho