2016年7月22日金曜日

45日目【バゴー~バガン】朝4時半の戦い

危うくバスを降りたところでタクシーの運転手に騙されるところだった!

バゴーから9時間の長距離移動の末、ようやくバガンに到着。
バスの中では、寒いながらも熟睡することができ、4時半に起こされた。
寝ぼけたままバスから下ろされると、周りは真っ暗。
僕たちの他にイギリス人のおっちゃんも下ろされた。
それ以外の人たちは、乗ったままでバスはどこかへ出発。


どこや、ここ??

バスターミナルで降ろされると思っていたら、街灯も何もない道の真ん中。
Maps.meで調べると、宿泊施設が集まるニャウンウーまでの距離が直線距離で17キロ。

降りたところには、タクシーの運転手が1人だけ待ち構えていた。明らか怪しい…

「どこ行くんだ?」と聞かれて、「ニャウンウー」と伝えると15000チャット(1500円)でどうだ?と。

9時間のバスが1人16000チャットを考えると、明らかぼったくり。
絶対、バス会社と共謀してるやん!!
夜が明ける前に、何もないところに1人のタクシー運転手とかおかしいやろ!?
他に選択肢もないし!

ただ、僕たち以上に切れていたのがイギリス人のおっちゃん。

「俺は、バガンまでのバス、と購入した女性に伝えた!ここはどこだ?!」
「一銭も払わん!」
「そもそも、お前は誰だ?バスの関係者か?!名前を名乗れ!」
等々、タクシーの運転手と言い合ってる。

タクシーの運転手は、10000チャットまで下げたが、「俺は一銭も払わん」の一点張り。

終いには、無料でバスターミナルまで連れて行くと運転手は言ってきたが、「お前の名前も聞いていないのに、信用できん!」と断る。

すぐ近くに小さながお店あったので、そこで夜が明けるまでイギリス人のおっちゃんと待機。
運転手は、ずっと僕らが折れるのを目の前で待っている。


二時間ぐらい待ち、車や馬車や羊飼いと羊の群れがちらほら通りだしてきた。



そこに地元の人を数人乗せた乗り物が通ったので、停めて値段交渉すると、1人1000チャット(100円)で乗せてくれると。
バス会社と共謀していたのか不明だけど、明らかにタクシーの運転手は僕たちをぼったくろうとした。
ミャンマーの人たちは、基本的に優しくて暖かい人が多いけど、こういう人がいるのは残念だなー…国の印象を下げてしまう。


道中、同乗していた地元の人にお菓子を貰ったりして、ちょっと和んだ。イギリス人のおっちゃんも落ち着きを戻したようだった。


無事に二人で2000チャット(200円)でゲストハウスに到着。


朝早かったけど、チェックインもさせてもらい、次の日の観光に備えて、この日は移動の疲れを取るためにゆっくり~
昼ごはんの後に食べた、ここのケーキとアイスクリームが安くて美味しかった。




ミャンマーのスタウトビール。
アルコール度数8%で濃くて臭みがある!一人で飲みきるのはきつい。


By Sho