5大フィヨルドのうちの一つ「リーセフィヨルド」にある有名な断崖絶壁の絶景「Preikestolen」を目指し登山。
「Preikestolen」はノルウェー語で「教会の説教壇」の意味を持ち、平らな岩からまっすぐ下に落ちている断崖。そこからリーセフィヨルドを一望できる絶景スポット。
朝8時すぐに宿を出発し、フェリーの出ている港へ。
すでにたくさんの観光客が港に待機していた。フェリー乗り場の横にある建物の前で、イケメン長身爽やかノルウェー人から、「Preikestolen」の麓までのセットのチケットを購入。
フェリーとバスがセットになった往復チケット。
二人で600クローネ。約7800円。相変わらずノルウェーは高いなー!
フェリーが出発したのは、9時。フェリーからの景色も最高に綺麗。水が透明で、空が澄んでいて気持ちいい!ただ寒い。上着は必須。ずっと外にいたかったけど、さすがに寒さに耐えられなかった。
フェリーに乗って1時間ほどで「タウ」の港に到着。
フェリーを降りたところに「Preikestolen」の麓まで行くバスが待機していた。
バスに乗っている間の景色も綺麗。遠くから見ても水が透き通っているのがわかるぐらい。日本では見られないような景色。
麓から絶景が見える崖までの距離は、片道4キロ。時間にして約2時間の登山…果たして辿り着けるのか!?
絶壁までの道は、あまり整備されてなく、岩道だったり、水が流れていたり、本格的な登山に近い。
安全第一で、ちょくちょく休憩しながら頂上を目指す。
東南アジアと違い、涼しいだけまだ救い。これで暑かったから死ぬ。
ひたすら岩道を登る…目的地に近づくにつれて、フィヨルドが見えてきた!もう少しで到着しそう!
そして、遂に見えてきた!断崖絶壁が!!すでにたくさんの観光客が足を投げ出していたり、写真撮影をしていたり。
僕たちは、写真撮影の前に、疲労がかなり溜まっていたので、フィヨルドを見ながら昼食。
宿に頼んでいたランチパックをいただく。
ただのサンドウィッチだけど、青空の下で絶景を見ながら食べると一層美味しく感じた!!
食べ終わって、写真撮影したり、ぼーっと景色を眺めたり。
気づいたら3時間ぐらい滞在していた。それぐらい時間を忘れさせてくれるほどの絶景だった。
こんな絶景二度と見られないかもしれない。
ノルウェーは、物価がとんでもなく高いから滞在するのにお金がかかる。その上、ここまで来るのに日本からだと時間もかかる。もし日本に帰ってまた働き始めたら、その二つを手にすることができるか不明。そう考えると、他の国に比べると、とてつもなく滞在費がかかるけど、それだけの価値はあったと思えるほどの絶景だった。
ここを去るのが名残惜しいのと、来た過酷な道を帰るのが憂鬱だった。けど、時間も時間だったので、フィヨルドを後にすることに。
帰りの方が、大変だったかも。
結局、麓にたどり着くまで2時間ぐらいかかったかな。
スタヴァンゲルに到着し疲労困憊だったけど、やり残していたことが!
スタヴァンゲルの旧市街をちょこっと観光。
歴史を感じさせてくれる石畳に、白い壁で統一された木造建築の家が立ち並ぶ。ヨーロッパって感じがする!
それほど広いエリアでもなかったので、ヘロヘロの二人でも見て回れた。
疲れ果てたけど、その分かなり充実した1日だった!
By Sho