2016年11月7日月曜日

153日目【ベオグラード】ヨーロッパ最古の町で戦争について考える

今日は、ベオグラード観光。

当初の計画では、セルビアを経由せず、直接クロアチアの『ザグレブ』からハンガリーの『ブダペスト』に行く予定だった。だけど、旧ユーゴスラビアの国々を回っていたら、旧ユーゴスラビアの歴史を少し勉強して、首都だったベオグラードも訪れたくなった。
特にコソボを訪れてからどうしても気になっていた場所。

今でも残っているコソボ紛争時の悲惨な状況を物語るNATO空爆跡のビル。


恥ずかしながら、旧ユーゴスラビアの国々を訪れるまでは、1999年まで紛争があったことを知らなかった。自分が小学生ぐらいの時。
今でもセルビアはコソボを独立国とは認めておらず、自国として扱っている。セルビアに売っている地図型のマグネットでは、しっかりとコソボのプリスティナが記載されていた。

自分は経験していないにせよ日本人からしたら考えさせられるものがある…
こんな状況になるまで空爆をしないと紛争を終結する手段はなかったのだろうか?
今にも崩れ落ちそうなぐらい保存状態は良いとは言えない。観光地化している感じもないし、なぜ残しているのかも分からない。宿でもらった観光マップにも載っていないぐらいだった。でも、後世に戦争の悲惨さを伝えるためにもこう言うのはしっかりと残していって欲しい。


NATO空爆跡をしばらく観察した後は、それ以外の観光スポットへ。

↓聖サワ大聖堂

↓途中で見つけた市場



休憩にカフェ。

休憩した後は、ベオグラードの中心であるクネズ・ミハイロヴァ通りを抜けてベオグラード要塞へ。

ベオグラード要塞は、ドナウ川とサヴァ川が合流しているところに紀元前に建てられた要塞。そういえば、ベオグラードはヨーロッパ最古の都市らしく、紀元前6千年からこの地に人が住んでいるとか。

↓何故か入り口に恐竜のテーマパーク?があった。







↓サヴァ川とドナウ川の合流地。

↓聖ルジツァ教会(夏に来ると蔦で覆われていて綺麗らしい)

夕飯は、宿で今日も自炊!
キッチンがある宿は節約になっていい。それに旧ユーゴスラビアの国はどこもミンチ肉みたいな料理ばっかで飽き飽きしてたし!


By Sho

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